逃げ(ニゲ) |
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部材寸法もしくは組み立て寸法のクリアランスのこと。ある一定の長さの部材を連続して繋ぐとき、部材の長さを、総延長を部材数で除した寸法とすると必ず余りが生する。したがってこのような場合は部材長さ、総延長を部材数で除した寸法より少し短くする。そのことを逃げを取るといい、短くした長さを逃げという。 |
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二重樋(ニジュウドイ) |
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雨仕舞を完全にするか、意匠上装飾的に作る必要がある場合に設けられる軒樋で、その構道が内外二重になっているものをいう。通常内樋は丸樋とし、外樋は蛇腹などの繰形を付ける。また、寒冷地や多雪地では、融雪水が室内に侵入するのを防ぐため二重の谷樋を設ける。二重樋は、意匠性が求められるので必然的に銅板で作られることが多い。 |
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人工(ニンク) |
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現場用語で、仕事に要する作業人数をいう。 |
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二級建築士(ニキュウケンチクシ) |
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各都道府県知事の行なう二級建築士試験に合格して、その都道府県知事の免許を受け建築物の設計、工事監理などを行なう者をいう。木造以外の建築物で、延面積が30uを超えるもの、及び木造建築物で延面積が100uを超えるもの、または3階以上のものは一級建築士またはこの二級建築士でなければ、設計や工事監理などの業務を行なうことは出来ない。 |
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逃墨(ニゲズミ) |
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基準になる所からある距離はなして出した墨のことで、寄墨(ヨリズミ)ともいう。 |
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日射(ニッシャ) |
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太陽光線の建築物に対する熱作用をいい、室内環境気候に影響を与える。我国の夏季における最大日射熱量は800〜915Kcal/uhである。 |
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日照(ニッショウ) |
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太陽光線の当たり具合をいい、建築物の平面、方位、隣棟間隔、窓の位置などを定める主要素となる。 |
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日本工業規格(ニホンコウギョウキカク) |
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工業標準化法に基ずいてつくられた規格。色々の材料や試験方法の他、木造学校建築物の規格などもある。またこれをJIS(ジス)と略称する。規格に合格した製品にはJISマークが付けられる。
建築物の基礎や主要構造部に用いるセメントや耐火構造、防火構造、防火戸に使うラス、木毛セメント板などは、この規格に合格したものを使わなければならないことになっている。 |
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入札(ニュウサツ) |
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工事請負人を決めるときに、施主が最も好ましい価格で工事をする請負人を選ぶために、複数の業者に工事費用を算出し見積もらせること。
このうちから、一社を選んで決めることを落札(ラクサツ)という。入札の方法を分けると、公人札や指名入札などの種類がある。 |
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ニューマチックキャリヤー |
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圧縮空気を利用して気送管により伝票、書類などを運搬する装置。銀行、事務所などに設けられる。 |
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