コアシステム |
建築物の平面計画にあたり、共同部分を中心に集中させる配置方法。エレベーター、洗面所、便所、廊下、階段などを中心に置き、求心的な機能を発揮される。 |
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高架水槽(コウカスイソウ) |
水道または井戸を水源としてポンプで揚水し、給水管で各箇所に給水する装置。水槽の高さを増せばどんな高所へも給水出来るが、円季の外気温に左右されやすい。 |
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工業専用地区(コウギョウセンヨウチク) |
工業地域内、さらに工業の利便を増進させるため、工業専用地区を指定する。この地区内では、工業地域制限の他、住宅、共同住宅、下宿、旅館、店舗、待合、キャバレーなどは建築を禁止されている。 |
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工作物(コウサクブツ) |
建築基準法では、人が造った施設はすべて工作物といい、建築物もこの内の一つである。また建築物でない工作物のうち、特に煙突、擁壁、広告塔、高架水槽は指定工作物として建築基準法による必要な規定が適用されている。 |
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交叉ボールト(コウサボールト) |
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ボールト屋根が交叉した様な形状の屋根。 |
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工事監理者(コウジカンリシヤ) |
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建築士法に規定する「工事監理」をする者。工事監理とは、工事が設計図書通りに実施されているかいなかを責任を持って確かめる業務をいう。 |
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工事施工者(コウジセコウシャ) |
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建築物、その敷地、もしくは建築基準法に定める工作物に関する工事の請負人をいう。請負契約によらないで、自らこれらの工事を行なう場合は、その者をいう。 |
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硬質木片セメント板(コウシツモクヘンセメントバン) |
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木材の削り片をセメントで圧縮して固めた板。木毛セメント板より密で強い板である。厚さは12、15、18、25、30、50、80mm、幅は450、600、900mm、長さは900〜3000mmまでが規格化されている。この板は木毛セメント板より耐火性に優れ金属板葺き屋根下地として利用される。その他の使用する箇所は木毛セメント板とほぼ同じである。 |
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工事別請負(コウジベツウケオイ) |
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鉄骨工事、塗装工事、錺工事など、各工事別に専門業者に請負わせる方式。 |
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甲種防火戸(コウシュボウカド) |
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防火戸の一種で、鋼製の骨組に0.5mm以上の鋼板を両面にしたもの、また一枚張りで1.5mm以上のものなどである。防火壁や防火区画の出入口などには、これを使うよう定められている。 |
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高所作業車(コウショサギョウシャ) |
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作業装置と走行装置とからなる車輌。作業員が高所作業を行う為の車輌。 |
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合成樹脂塗料(ゴウセイジュシトリョウ) |
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合成樹脂を用いた塗料。塗料の形態から溶剤形。エマルジョン形及び無溶剤形がある。種類は極めて多い。塩化ビニル樹脂系塗料は、耐酸、耐アルカリ、耐水性がよいが、付着性が劣る。またエポキシ樹脂系塗料は、耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性及び付着性がよい。 |
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鋼製防水パネル(コウセイボウスイパネル) |
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地下室を板厚の厚い鋼板で船底のように施工して水密製を高めたパネル。 |
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鋼製巻尺(コウセイマキジャク) |
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細い帯び状の鋼の薄板で作られた巻尺。その長さは100mのものもある。 |
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剛接合(ゴウセツゴウ) |
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部材の継手で剛に接合したもの。剛とは、固く動かないような状態をいう。剛接合した鉄骨と一体となって働く。 |
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構造計画(コウゾウケイカク) |
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建物を設計するときに、間取りや部屋数を決めることの他に、建物を自重や地震、風などの力に耐える丈夫なものにするため、柱、壁、梁、筋違などをどのような材料で、どのように配置するかというようなことを考えて定めることをいう。 |
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光束(コウソク) |
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光の流れ。単位面積を通過する放射エネルギーの割合をいう。単位はルーメン。 |
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工程表(コウティヒョウ)
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工事の進行の度合いを表わす図表。工程ともいう。工程表には、横書きの棒線式とネットワーク式のものが一般的に用いられている。 |
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光度(コウド) |
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光の強さ。光源から出る光束の立体的密度をいう。単位はカンデラ。 |
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公入札(コウニュウサツ) |
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契約や入札の条件を発表して、広く一般から入札者を集め、同じ場所で同時に入札を行なうもの。公人札のうち、資本金がいくら以上、技術者数が何名以上、といった条件を付けて、入札者の資格を制限した場合は制限付き一般公人札という。 |
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勾配(コウバイ) |
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傾斜の度合いを表わす用語。勾配は、三角関数のtanθとなり、0.1とか、0.5のように表わす。また我国で1寸勾配というのは水平長さ1尺に対して1寸の高さを持つ勾配をいう。 |
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勾配定規(コウバイジョウギ) |
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三角定規の一辺が可動になっていて、角度が自由に変えられる定規をいう。目盛に指示線を合わせれば、必要とする線を引くことが出来る。 |
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合板(ゴウハン) |
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厚さ1〜2mmの木板を奇数枚膠着した板をいう。表面に出た板を表板、裏面に出る板を裏板、中間の板を心板という。相隣りの板の繊維方向は互いに直交するように膠着されている。ベニヤ板という俗称がある。また耐水性の度合いによって1〜4段階の区分が定められている。屋根工事では、野地板に耐水合板を用いる例が多い。 |
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鋼板製垂木(コウハンセイタルキ) |
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横葺を葺く場合、母屋の上に取り付け野地材を支持する鋼板で作られた垂木をいう。横葺の葺板は、ドリリングタッピンねじで鋼板製垂木に固定される。通常野地材の規格幅によって垂木間隔が決まるがおよそ480mmか630mmとなることが多い。また垂木は、ドリリングタッピンねじを打ち込むため、ある程度の板厚が必要である。断面形状はハット型鋼のようなものである。 |
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降伏点(コウフクテン) |
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物体に力を加えると、あるところまでは加えた力に比例して変形する。さらに力を大きくして行くと力を加えなくても変形が急に大きくなる点がある。このような点を降伏点という。鋼材でははっきりしているが、はっきりしないものや、ない材料が多い。 |
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合力(ゴウリョク) |
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2つの異なった方向に働く力を合わせると平行四辺形の法則に従って一つの力となる。この力が合力で、分力に対して使われる言葉である。 |
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小口(コグチ) |
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部材の両端で、断面の形が表われている箇所を小口という。例えば笠木の小口を塞ぐ、などのように用いる。
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柿板(コケライタ) |
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大きさ約25cmX15cm、厚さ1.5m程度の薄い木板で、瓦屋根の下葺き材として用いられる。古くは、柿板葺きとして、板をそのまま屋根材として用いられていたが、その時代の柿板は、もっと厚いもので、現在のものとは異なる。 |
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柿茸(コケラブキ) |
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柿板で屋根を葺くことをいう。 |
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腰折屋根(コシオレヤネ) |
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切妻屋根、方形屋根や寄棟屋根の屋根面で、棟先付近を急角度に折り曲げた形状の屋根。雪が多い地方では、屋根の軒先の損傷やすがもれを防ぐため腰折屋根が多い。また腰折屋根のことをマンサード屋根ともいう。 |
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越葺(コシブキ) |
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瓦などの異種形状の屋根材と取合廻りに納める葺き方。 |
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越屋根(コシヤネ) |
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切妻屋根などの棟の一部もしくは全部に、小さい屋根を一段高く設けることがあるが、この小さい屋根の部分を越屋根という。越屋根はこの部分を利用して換気や彩光が行なわれる。 |
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固定荷重(コテイカジュウ) |
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建物自身の重量による力である。 |
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固定金具(コテイカナグ) |
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馳締形折板とタイトフレームを繋ぐ一種の吊子をいう。使用する板は溶融亜鉛めっき鋼板かステンレス鋼板の厚さ0.8または1.0mmで作られているが、ステンレス鋼板の方が耐力的に優れている。形状は折板の馳の形に合わせられている。 |
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固定ボルト(コテイボルト) |
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折板をタイトフレームに取り付けるためのボルトをいう。通常ボルトは六面ボルトのM8またはMlO程度のものが用いられている。 |
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小波板(コナミイタ) |
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現在のJIS規格には定められていないが、波の山高が9mm程度の溶融亜鉛めっき鋼板などで造られた波板を小波板という。小波板は、JISで定められている大波板に対する製品である。 |
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こば釘(コバクギ) |
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屋根の柿板(コケライタ)を野地板に打ち付ける釘をいう。 |
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小馳(コハゼ) |
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板金工事の板の継手のうち、最も一般的に利用される馳である。形状は図のようで、上側を上馳といい、下側を下馳という。一文字葺の横馳の場合、上馳の幅を12mm。下馳の幅を15mmとするのがならわしとなっている。 |
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コペンハーゲンリブ |
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装飾的な吸音壁面の仕上げ材料の一種。吸音材料の面にS字形のリブを下地に見せないで、一面に取り付けたもので、音響効果を増す。 |
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コミッショニング |
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建築設備の性能をライフサイクルにわたって最適に維持できるように検証すること。 |
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小屋(コヤ) |
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小屋組のこと。また、天井と屋根との間の部分をいう。 |
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小屋裏(コヤウラ) |
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建物の屋根面と天井面との間の空間をいう。通常の小屋裏にはダクトや電気配線などの諸設備が設置されている。 |
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小屋組(コヤクミ) |
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屋根を受けるために設けた骨組構造で、その組み方は、和小屋と洋小屋とがある。 |
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小屋伏図(コヤブセズ) |
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建物の屋根面をそっくり外し、小屋組の状態を上から見た状態を表わす図を小屋伏図という。屋根工事には無くてはならない図面の一つで、梁の位置や繋ぎ梁などの位置が分かる。 |
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殺す(コロス) |
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例えば水道管を途中で切って無用とする場合「配管を殺す」という。
板金の世界では馳組が後日外れないように加工することを「馳を殺す」という。 |
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転び止め(コロビドメ) |
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母屋の転倒を防ぐために合掌の上に設ける小さな木片。 |
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コーキング |
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コーキングは次の2つの意味があるが、本来は(1)の意味であった。板金工事ではコーキングという用語が日常用いられているが、むしろ不定形シーリング材が正しい。
(1)厚さの厚い板の継目やリベットの頭と材の隙間を叩いてかしめることをいう。
その目的は、隙間から漏水や空気漏れを防ぐためである。
(2)雨押えや目地周辺の隙間などをパテ状の材料で充填することをいう。
このように用いた材料をコーキング材という。
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コーナビート |
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モルタル、漆喰などのような塗璧の出隅は、欠けたり、磨り減ったりするため、それを防ぐために埋め込む金具で、ステンレス、真鍮、アルミニウムなどで作られている。 |
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コーポラティブハウス |
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入居希望者が組合を設立し、自らが土地取得から設計、施工までを手がける集合住宅。 |
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コールタール |
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石炭や木材などを煮詰めて得られるどろどろした液体である。建築では、土中に埋設される抗の先端や、屋根の鉄板などの腐食防止に用いる。コールタールをさらに煮詰めるとクレオソート油が蒸発して出てくる。これも木材の防腐剤として利用される。 |
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コンジットチューブ |
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電線管のこと。普通の部屋では璧に埋め込んでその中に電線を通して用いる。 |
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コンストラクション・マネジメント |
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主に設計・施工段階で工程、品質、コストなどを管理する業務。 |
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コンバージョン |
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既存建物の用途を変更して、建物を引き続き活用すること。 |
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