保安帽(ホアンボウ) |
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頭を保護するために現場で被る帽子。ポリエステル樹脂や、アルミニウムで作られるので、軽くしかも丈夫である。労働安全衛生規則では作業者は必す保安帽を被るように定めている。 |
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方位角(ホウイカク) |
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太陽光線の水平線への投射影と南北軸(子午線)とのなす角度。方位角と太陽高度とよって、そのときの太陽位置を表わすことが出来る。 |
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防火構造(ボウカコウゾウ) |
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防火構造は、本来木造建築物の延焼防止のために考えられたもので、和風のものでは土塗真壁造、洋風のものはモルタル塗大壁造が代表的なものである。建築基準法では、防火構造を規定して「鉄網モルタル塗しっくい塗などの構造で政令で定める防火性能を有するものをいう」とされている。建築基準法施行令では次のように規定している。
昭和34年建設省告示第2545号が告示されているが、これによれば、下地が不燃材料である場合には、日本工業規格A1302(建築物の不燃構造部分の防火試験方法)に規定する屋外2級加熱試験及び衝撃試験に合格するものであり、下地が不燃材料以外の材料であれば日本工業規格A1301(建築物の木造部分の防火試験方法)に規定する屋外2級加熱試験及び術撃試験に合格するものであるとされており合格したものは建設大臣により認定されている。 |
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防火戸(ボウカド) |
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耐火建築物、簡易耐火建築物、または防火、準防火地域内の建築物で延焼のおそれのある部分の開口部に設け、あるいは防火区画、避難階段室への出入口に設けなければならないもので、甲種防火戸と乙種防火戸とがある。特に、防火区画、避難階段などに設けるものは、その寸法、作動要件などが附加的に要求されている。 |
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防火壁(ボウカヘキ) |
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木造の建物を防火のため区画する壁で、延面積1000uを超えるものは1000u以内ごとにこれを設けなければならない。防火壁は通常鉄筋コンクリートで造り建物の外壁面または屋根面から50cm以上突き出さなければならない。また防火壁に出入ロを付ける場合には幅も高さも2・5m以下とし、甲種防火戸にしなければならない。 |
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方形屋根(ホウギョウヤネ) |
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建物の平面の形が正方形で、その中央点を棟として、4面の三角形で構成された屋根の形状。 |
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棒鋼(ボウコウ) |
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棒状の鋼材を総称して棒鋼という。 |
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方杖(ホウジョウ) |
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柱が梁、桁、あるいは胴差に交わる隅に取り付ける部材で、接合部がぐらつかないようにするための補助部材。 |
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棒心(ボウシン) |
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世話やきともいう。各職種の作業員のグループ単位の職長で、受け持ちの仕事の割り振り・仕事の方法や程度などを指揮.指導する。棒心という呼び名は、現在ではあまり使われない。 |
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防塵網(ボウジンアミ) |
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樋の落口に塵埃が流入するのを防ぐために設ける装置。一般には細い金属線でドーム状の骨組みを作り、その表面に目の小さい金網を張ったもの。この網篭の下側は骨の半分がその真直下に、他の半分は 篭の下面で水平に曲げられている。落口には真直な骨を差し込んで取り付ける。 |
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防水座金(ボウスイザガネ) |
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屋根材や役物材をボルト止めするときにパッキンを覆うように用いる皿状の座金をいう。この形状は締め付けたときにバッキンが座金の外にはみ出すのを防ぐためである。 |
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防水層(ボウスイソウ) |
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建物の地下室の床、壁や屋上の床などの地下水や雨水などの室内への侵入を防ぐために設ける層をいう。通常アスファルト防水層や防水モルタルが行なわれる。板金工事ではステンレス綱板を用い、その接合部分を連続的にシーム溶接して防水層とするステンレスシート防水構法がある。日本建築学会の標準仕様書・同解説JASS 8 にステンレスシート防水の規定がある。 |
法第22条の指定区域(ホウダイ22ジョウノシテイクイキ) |
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特定行政庁が防火地域、準防火地域以外の市街地の中で防火上の必要性から指定する区域でこの区域内の建物の屋根は、瓦、鉄板、スレートなどの不燃材料で葺き、また木造の建物の外壁で延焼のおそれのある部分は延焼防止の点から土塗壁以上の防火可能をもった構造としなければならない。また、この区域内の木造の特殊建築物は延焼のおそれのある部分を防火構造としたり、室内の壁、天井なども防火措置をしなければならない。 |
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膨張タンク(ボウチョウタンク) |
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エキスパンションタンクともいう。給水または温水暖房で配管内にある全水量の約8%の容量をもつ膨張タンクを設けなければならない。これは、水は4℃で最も体積が小さく、100℃まで加熱すると体積が約4%増加するためである。 |
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放熱器(ホウネツキ) |
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ラジエーターともいう。室内に設置して、内部に蒸気または温水を通し、これから発散する熱により室内を暖房するための器具。 |
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補強コンクリートブロック造(ホキョウコンクリートブロックヅクリ) |
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コンクリートブロックを定められた規準に従って鉄筋で補強した構造をいう。ブロックを積み上げるとき、一定の間隔で縦横に鉄筋を入れ。これを基礎、柱及び梁に固定する。また壁面が長いときには控柱を取り付けなければならない。 |
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ボルト |
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いろいろな部材の継手や仕口を結合するために、ナットと組み合わせて用いる金属あるいは合成樹脂製の製品。六角ボルトに代表される一般的なボルトの他に、アンカーボルト、羽子板ボルト、フックボルト開きボルト、バルブタイトボルトなどがある。 |
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ボールト屋根(ボールトヤネ) |
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俗称カマボコ屋根といわれる屋根。シリンター屋根ともいう。 |
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ボンチ |
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@深絞りプレスや打ち抜きプレスに用いる雌雄の金型の内、雄型のものをいう。
Aドリル開孔や金属材の面にけがく位置を記すために用いる先の尖った工具。
特に折板葺のボルト孔の位置を示すマーク付けに用いるものをセンターボンチという。 |
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ポンチ開孔(ポンチカイコウ) |
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@ボルト孔やリベット孔の開孔をドリルを用いずボンチで孔を開けることをいう。屋根、外 壁工事の場合は孔周辺にかえりが生ずるので良くない方法である
Aプレス機で雌雄の金型を用いて開孔すること。 |
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