コストパフォーマンスを最適化
ソラリスは、太陽光発電システムと屋根工事のトータルコストを縮減し、年間発電量を最大化するための設計プランをサポートします。ソラリス導入のメリットをご紹介します。
1) シンプル&エコロジーで材工費削減
ワンタッチ嵌合式ハゼ組構造による抜群の施工性は、工期短縮、工費削減に直結します。さらにソラリスでは、必要十分な性能を確保しながら、部材や工程の無駄を徹底的に省いています。たとえば、太陽電池のアルミフレーム、嵌合式屋根材に常用される吊子やハゼ締め工程、屋根に穴を開ける可能性のある固定金具や防水工事など。シンプルでエコロジーなソラリス工法には、大きな経済的アドバンテージがあります。
2) 太陽電池にやさしい
クリスタル複嵌合システムにおいて、折板成型された基盤屋根材の下部スペースは、電気配線に利用されるだけでなく、空気断熱層を形成して太陽光発電システムの出力低下を防止します。
3) 建築デザインに有利な設計自由性
太陽光発電ビジネスの世界では新製品が続々誕生しており、施主の要望や現場条件に最適なソリューションは変化し続けます。このためソラリス工法は、基本的に各社の最新製品を搭載できる設計自由性を備えた太陽光発電システムであることをコンセプトとしています。さらに、太陽電池モジュール以外に、ソーラー集熱パネル、緑化屋根などをハイブリッド施工できることも、ソラリス工法の魅力です。
4) 屋根としての性能
ソラリスの基盤屋根材ハーパーズストロングSFは、耐火認定はもちろん、平均加圧550Paをクリアする水密性をもち、耐風圧性能は正圧4500Pa、負圧8000Paまでの加圧・減圧をクリアしています。また、太陽光発電に最適な傾斜30°の屋根を横葺する場合、基盤屋根材の立ハゼが足場としても機能するので、より安全に作業できます。
5) 総合評価
太陽光発電システム屋根の代表的な工法との比較から、ソラリス工法のコストパフォーマンスを評価することができます。 下表の各数値は相対順位点です。
評価項目
|
架台式工法
|
屋根材一体型太陽電池
|
ソラリス工法
|
工数/m2 |
3 |
2 |
1 |
施工時間/m2 |
2 |
3 |
1 |
施工安全性 |
2 |
1 |
1 |
PV工事費/m2 |
2 |
3 |
1 |
屋根および防水工事 |
3(別途) |
1(不要) |
1(不要) |
屋根+PV工事費/m2 |
3 |
2 |
1 |
部材点数/m2 |
2 |
3 |
1 |
部材コスト/m2 |
2 |
3 |
1 |
設計自由性 |
2 |
3 |
1 |
部材廃棄率 |
3 |
2 |
1 |
エコロジー度 |
2 |
3 |
1 |
集熱パネルの複合設置 |
2 |
3(不可) |
1 |
総合材工/m2 |
2 |
3 |
1 |
[ + ]